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トラちゃん、検査の結果

今日は、とても残念というか、悲しい報告です。

今まで、何度かブログにも登場した、実家の飼い猫・トラちゃんですが、昨日、動物病院に連れて行って検査した結果、「猫白血病」・「猫エイズ」両方とも「陽性」でした。


去年の秋頃から、エサを食べる時、口の中が痛そうにしていたのです。
10月の始め、我が家の猫達がいつもお世話になっている、実家近くの動物病院で診察してもらいました。
先生は、「歯周炎ですね」と言って、「これを打ったらすぐに炎症も治まるから」という注射を打ち、抗生剤の飲み薬も処方してくれました。

しかしその後も、トラちゃんの「口の痛さ」は治まる様子がなく、毎日エサを食べながら、「ニャッ! ニャッ!(痛い!)」と言っています。
気になりながらも、私自身、心身の不調で猫達のことに構ってあげる余裕が無かったのです。


自分の嘔吐下痢症もようやく落ち着き、今度こそトラを病院へ、と思って、いつもの病院とは別の某動物病院で診てもらったのです。

この病院は大分市中心部にあり、我が家で昔飼っていた「イチ」という名の愛猫がお世話になったこともある病院です。獣医さんの腕も確かです。

(トラちゃん、正面からのアップ。2015年春ごろの写真。彼は、左目が見えない猫です)


これまでの経過を先生に話し、先生がトラの口の中を診ようとした途端、それまで診察台で大人しくしていたトラが「ギャオッ!」と凄い声で叫んで飛び上がりました。

先生も、看護士さんもびっくりです。
「そうか、そんなにお口が痛いんだね~」と先生は言って、洗濯ネットに暴れるトラを入れ、何とか診察したのでした。

しばらく待った後、先生はトラの血液検査の数値を私に1つ1つ説明してくれました。
やはり、何らかの病気(猫白血病、ガンなど)の影響が考えられる、というお話でした。
「猫白血病の検査を一応してみますか?」と言われ、「ああ、やはり…」と思いつつ、お願いしました。

現在、トラと一緒に実家で暮らしているテンは、「猫白血病」のキャリアです。
3年前、テンを飼うことになった時、獣医さんから聞かされました。
テンはまだ、生後1ヶ月半くらいの子猫でしたが、「母猫から母子感染した可能性もある」との話でした。
「白血病」と言うと、よく誤解されるのですが、人間の白血病とは全く違います。
唾液や血液などを介して、猫同士が感染する病気です。

だから、トラちゃんとは隔離して飼ったほうがよいですよ、と言われたのですが…。
私の実家は、典型的な昭和の平屋住宅、2匹を隔離して飼うなんて、不可能でした。
それに、「実の兄弟」のように仲良くなり、いつも一緒の2匹を引き離すこともできませんでした。


(去年夏のトラちゃん。座敷の客用座布団の上でお昼寝中)


再び血を取られ、おびえているトラちゃんと、待合室で呼ばれるのを待ちました。
やはり、トラとテンを一緒に飼ったこと自体が、間違いだったのか…。
今さらですが、色々な思いが頭をよぎります。


しばらくして、検査の結果が先生から伝えられました。
「猫白血病」と「猫エイズ」の両方を調べられる検査キットとのことで、「残念ですが、どちらも陽性反応が出ました」と言われました。

「猫白血病」は、テンからの感染を覚悟していましたが、「猫エイズ」まで…と、ショックでした。
しかし、思い起こせば、トラは外に出てはよその野良猫とケンカして、酷いケガをして帰って来たこともありました。
そうしたケガから、感染したことは十分考えられるのでした。


ただ、トラの口内の痛みが、どちらの病気のせいなのかは解らない、ということでした。
「猫白血病」も「猫エイズ」も、一度感染したら、特効薬はありません。
対症療法で、痛みを和らげたり、症状の悪化を抑えたりすることしか出来ないのです。

それでも、出来ることは全てしてあげたい、と思って、炎症などを抑える効果がある注射を打ってもらいました。
次は、2週間後にまた注射に来るように、と言われ、2時間かかった今日の診察はようやく終わりました。

ちなみに、かかった診察費用は約22,000円、私にとっては苦しい数字です。
それでも、大事な「家族」の命に関わる費用、何にも替えられないのでした。

(弟分のテンちゃんと一緒に、私をお出迎え)


ようやく実家に帰りついた時は、19時半を過ぎていました。
テンちゃんも、「兄貴」がいないのを心配していたのでしょう、トラを入れたケージの側に駆け寄ってきました。
ああ、トラが死んでしまったら、テンはどんなに寂しいだろう、と私も涙が出そうになりました。


今、思い返せば、こうすれば良かった、と悔やむことも色々あります。
2011年の秋、実家の前に捨てられていた「彼」を、飼い猫として迎え入れ、5年余りの月日。
3年前には「弟分」のテンがやって来て…。
トラと過ごした日々の思い出が、次々に浮かびます。

しかし、春夏は、木がたくさん生い茂った実家の庭を自由に走り回り、家の中では可愛い「弟」と仲良く過ごし、美味しいご飯をたらふく食べて…。これまでのトラの「猫生」は幸せだったとも思うのです。


私が今、いくらあれこれ思い悩んでも、後悔しても、トラの身体が元に戻るわけではありません。
あと1ヶ月で命が尽きる、と言われた訳ではないのです。
まだ、食欲は人一倍あり、私の顔を見ると必死にエサをねだるトラ…。

私のお金が続く限り、いや、全てのお金を使ってでも、トラが1日でも長く、幸せに生きられるようにしてあげるのが私の努めだ、と決意を新たにしたのでした。



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